今回は土砂災害シーンについて説明します。
まだ動画を見てない人は、見てからだとより楽しめると思います。
ぜひ見てみてください!
怪獣が出るなら災害シーンは必要不可欠だ!!
今回の作品では唯一の災害シーンがあります。
それが土砂災害シーンです。
時間でいうと、2分20秒~2分47秒のシーンです。
そもそも、こういう災害シーンをつくる予定はありませんでした。
しかし、、、、
「怪獣が出てくるなら、やはり災害シーンは必要だろう!」
という想いがあったので、急遽土砂災害シーンをつくりました。
イメージとしては、ゴジラ出現によって土砂がゆるみ崩壊してしまうという感じです。
炎や水を使った特撮シーンをつくりたかったのですが、余裕がなかったので一番簡単な土砂災害を選びました。
なにせ土砂災害となれば必要なのは土だけなので笑。
かなり簡易的な災害シーンでしたが、撮影中は「俺は今特撮をつくってる!」という気持ちが強くとても楽しめました。
強遠近法を意識しましたが失敗しました...。
実はこの土砂災害用セットは強遠近法を意識してつくりました。
つまり、手前の道路幅は広くて、奥に向かって狭くなっています。
上から見ると明確に分かると思います。
雑に車線を塗ったのがばれてしまう...笑
車(トミカ)がカメラに向かってくるシーンで、後方にも1/200スケールの車が映るようにしました。
そうすれば、強遠近法を生かした奥行きをだせると思ったからです。
しかし、いざやってみると奥行が全然ありませんでした...。
そのため、結局後方の1/200スケールの車は使いませんでした。
土砂が崩れるシーンは一発勝負でした。
土砂がくずれるシーンは一発撮りです。
シミュレーションしたほうが良いとは思いました。
しかし、土でジオラマセットが汚れてしまったり草木がはがれてしまうのではと思い、シミュレーションはしませんでした。
そのため、本番のときは緊張しました笑。
個人的にはもうちょっと土の量を増やしてもよかったかなぁと思います。