今回は作品内で使用した音楽について説明します。
まだ動画を見てない人は、見てからだとより楽しめると思います。
ぜひ見てみてください!
『サイコ』『タクシードライバー』のサントラを使用した理由。
今回の作品では音楽を4曲使用しました。
- ゴジラ出現のテーマ-序章-
- Prelude
- Hitting the girl
- The .44 Magnum Is A Monster
「ゴジラ出現のテーマ-序章-」はゴジラSPのサントラから使いました。
他3曲はある2つの映画サントラから使いましたので説明したいと思います。
映画『サイコ』のサントラから「Prelude」を使用。
引用:https://limitedposters.wordpress.com/tag/psycho/
「Prelude」はアルフレッド・ヒッチコック監督作品『サイコ』のテーマ曲です。
この曲を使った理由は、意外とゴジラと相性が良かったからです。
「Prelude」には「非常事態が起こったときの切迫した雰囲気」がうまく表現されています。
まさにゴジラ映画にぴったりです。
伊福部昭氏の有名なゴジラ楽曲を使ってもよかったのですが、どうせならゴジラ映画で使わない(使えない)ような音楽を使いたいと思い「Prelude」を使いました。
ちなみに「Prelude」は映画『サイコ』のオープニングで使用されているのですが、そのオープニングがめちゃくちゃかっこいいんです。
ソール・バスという有名なデザイナーがつくったオープニングです。
1960年の作品とは思えないほど洗練されていて、非常に見ごたえがあります。
Youtubeにそのオープニングがあがっているので、一度見てみてください。
映画『タクシードライバー』のサントラから「Hitting the girl」「The .44 Magnum Is A Monster」を使用。
引用:https://www.pinterest.jp/pin/513551163758592110/
「Hitting the girl」「The .44 Magnum Is A Monster」はマーティン・スコセッシ監督作品『タクシードライバー』のサントラ楽曲です。
さきほどの「Prelude」含め、映画『サイコ』の音楽はバーナード・ハーマンという偉大な音楽家がつくっています。
「Prelude」を使おうと決めたとき、あらためて自分が持ってるバーナード・ハーマンのCDを聞いてみました。
とはいっても、現時点では『サイコ』と『タクシードライバー』のサントラCDしか持ってません。
ちなみに『タクシードライバー』はバーナード・ハーマンの遺作になった作品です。『タクシードライバー』の音楽をレコーディングして数時間後に亡くなったといわれています。
そしたら『タクシードライバー』のあの哀愁帯びた楽曲が以外にもゴジラと相性が良いのだと気づきました!!
『タクシードライバー』のサントラで一番有名なのが「Theme from Taxi driver」というテーマ曲です。
ただ、今回はテーマ曲ではない劇中曲「Hitting the girl」「The .44 Magnum Is A Monster」を使いました。
映像と一番合っていたのがこの2曲だったからです。
ちなみに「The .44 Magnum Is A Monster」は劇中では使われていないため、サントラ盤でのみ聴くことができます。
結果的に、今回は「ゴジラ出現のテーマ-序章-」以外はバーナード・ハーマンの音楽を使うことになりました。
やはりバーナード・ハーマンの音楽は素晴らしいです。
正直「サイコ」「タクシードライバー」の内容とかもめちゃくちゃ語りたいのですが長くなるのでやめときます。
フリー音源も良いですが、やはり自分の好きな音楽を使ったほうが楽しいですね。